2010年08月08日

フルスペクトル

こんにちは。社長の望月です。
先日、息子と静岡の牧ヶ谷にある工業試験場へ、光について、親子研究に行って来ました。
そこでは、光をプリズムに当てると、7色の虹みたいに、光が分解できるという実験をしました。
また、望遠鏡みたいな、筒状の道具をつくって、蛍光灯・白熱灯・LEDを覗き、それぞれ、光が
どのように分解(分光―スペクトル)できるかという実験もしました。

そして、光を分解した後は、光を合成します。
簡単な、LEDの機械をつくりました。そこには、3つのスイッチで 
赤・青・緑が光るようになっています。

1つのスイッチでは、それぞれの色が光のですが、2つスイッチをつけるといろいろな色に変わります。
例えば、赤と青のスイッチでは、LEDはピンクに光ります。
では、赤と緑では・・・・・・・・・??


答えは黄色になります。

このように光は、分解・合成出来るということを、親子で勉強してきました。

この分光=スペクトル、紫・青・緑・黄色・橙・赤という色に分かれます。
これが、全てきれいに見える方が(フルスペクトル)、鮮やかに見えるわけです。

地球の中でも、赤道に近い方が、太陽からまっすぐ光を浴びることができ、フルスペクトル
になるので、きれいに景色が見えるのです。ハワイなど、色鮮やかに見えるのは、このためです。

逆に、赤道から離れれば離れるほど、しっかり光は届かなくなり、波長が長い赤が強くなります。
これは、夕焼けになると、空が赤くなったりする事で、分かりますよね。
夕日が、急に、赤に色が変わるのではないのです。紫・青・緑といった波長が短い光が水平線まで、
届かなく、朝陽・夕陽は、赤く見えるのです。

ただのウンチクみたいに聞こえるかも知れませんが、このようなこと、結構、照明計画
に活きてきます。

光といっても、なかなか、奥が深いものです。



Posted by marumohome at 20:49│Comments(0)
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